2020-02-24 今日のクラシック オペ室に眠る 久しぶりに、良い緊急手術だった。夜8時。上司に助手に入ってもらう。腹を開けた瞬間、「間に合った!」と、上司と口を揃えてしまった。明日になったら、術式が変わってしまっていた。最近は、この治療は患者のためになっているのかと自問自答せざるを得ないような症例が多かったが、そんな疑問を持つ余地がないくらい、良い緊急手術だった。内容も結果も良かった。 Prokofievのキージェ中尉を聞きながら帰路についた。自宅につく頃には、Debussyの月の光に変わっていた。