夢見る医者は オペ室に眠る

あれは最高のおっぱい

嫉妬だった

重い足取りで病棟に向かった。
病棟は真っ暗なのに対し、ナースステーションだけが、
白い蛍光灯に照らされ不気味に明るい空間を造っている。

夜中1時。
ちょうど準夜勤と夜勤のナースが引き継ぎをしていて、
少しだけ賑やかだった。

話しかけていたリーダーナースの奥から、
横目で自分を見ているナースがいることにはすぐに気づいた。
一瞬だけ目が合うと、そのナースは少し目を細めた。