夢見る医者は オペ室に眠る

あれは最高のおっぱい

答え合わせ

突然、心の距離を感じた時期があった。
定期的に来るメッセージも、パタリと止まった。
職場の飲み会にも一切来なくなった。
理由を聞くのもみっともないので、
あえてこちらも詮索はしなかったが、
なんとなく、予想はついていた。

それでも、3ヶ月もすると、
少なくとも自分は心寂しくなり、
久しぶりに予定を合わせて二人で飲んだ。

別に何も変わっていなかった。
いつもの明るいおっぱいちゃんだった。
自分が悶々としている間にも、
彼女は毎晩夜の街に繰り出し、
夜な夜な彼女を囲む仲間と時を過ごしていた。

会計時には、やっぱり二人分を払おうとしてきた。
また自分に貢ごうとしてくる。
普段は自分がお金を払うことなんてないのに。
そんなに稼いでいるわけじゃないのに。

それと、
「なんとなく予想していたこと」は、
どうやら正解だったようだ。